情報が転送されてきましたので転記し掲載させていただきます。

私達が知らなければならないことが沢山あります。
非常に重要なことが掲載されています。是非ともご覧下さい。

マイミクさんからの情報。
(2011年4月10日03時19分 読売新聞)
文部科学省は、校庭など、幼稚園や学校の屋外で子供が活動する際の放射線量の基準を近く福島県に示す方針を固めた。同県内では、一部の学校で比較的高い濃度の放射線量や放射性物質が 検出されており、体育など屋外活動の実施可否について早期に基準を示 す必要があると判断した。
同省などによると、基準は、児童生徒の年間被曝(ひばく)許容量を20ミリ・シーベルト(2万マイクロ・シーベルト)として、一般的な校庭の使用時間などを勘案して算定する方針。原子力安全委員会の助言を得た上で、大気中の線量基準などを同県に示す。基準を超えた場合、校庭を使用禁止にし、授業を屋内だけに限るなどの措置をとる案も出ている。
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この20ミリシーベルトがどれだけやばいものか、原発被曝労災が明らかになった人の被爆線量と比較します。実名で公表されているものです。

□嶋橋 伸之
1993年5月、静岡県労働基準局磐田署に労災申請。
実名での最初の認定。(認定2件目)。
中部電力浜岡原発勤務、計測装置点検作業。81年3月から
89年12月まで8年10ヶ月勤務して、50.63ミリシーベルト被曝。
慢性骨髄性白血病により91年10月20日死亡。
29才。94年7月労災支給。

□大内 久
1999年9月30日、JCO東海事業所臨界事故。
16〜20シーベルト(16,000〜20,000ミリシーベルト)被曝。35歳。死亡。

□篠原 理人
同上。6〜10シーベルト被曝。39歳。死亡。

□横山 豊
同上。1〜4.5シーベルト被曝。54歳。生存。
JCO東海事業所臨界事故で水抜きの突撃隊が作られたが、当時、「針が振り切れ
た」というのは100ミリーシーベルトを超えたことをさした。

□長尾 光明
2003年1月、福島県富岡署に労災申請
福島第一、浜岡原発、ふげんで被曝労働。
77年10月から82年1月まで4年3ヶ月従事。70ミリシーベルト被曝。
多発性骨髄腫。2004年1月労災支給。すべての情報開示と完全な補償を求め雇用主の石川島プラントや東電に話し合いを申し入れたが拒否され、04年10月7日、「原子力 損害の賠償に関する法律」に基づき4400万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に提訴。2007年12月死亡。82歳。2010年 2月、最高裁上告棄却。敗訴確定。

□喜友名 正(きゆな ただし)
淀川労働基準監督署に労災申請。
泊、敦賀原発など全国7ヶ所の原発で97年9月から6年4ヶ月間、非破壊検査に従
事。99.76ミリシーベルト被曝。悪性リンパ腫により2005年3月死亡。53歳。
2005年10月、遺族は労災を申請。2006年9月却下。 2007年、不服申し立てにより
厚生労働省で「りん伺」(上級官庁に伺いを立てる)決定。 2008年10月労災認定。

一度に大量の被曝をしない限り急性障害は現れない。枝野官房長官のいう「ただちに」という意味です。しかし、この上記の資料によれば、累計50〜70ミリシーベルトで、何年か経ってから障害が現れてくることがわかっています。被曝労働者も、おおむね50ミリシーベルトを超えたあたりから体調が悪くなると言われているのです。
子供は妊婦とともに一般の1/10くらいにリスクを厳しく見るべきのはずが、子どもに年間許容被爆量が20ミリシーベルトという基準は、考えられません。

もし、文部科学省や国が本当にこの愚策をするのであれば、わたし達大人が向き合い、一歩を踏み出さなければなりません。国と東電とアカデミーの三竦みの闇を見て、まったく信用できなくなっていますが、ここにきて未来の希望たる子供まで犠牲にするのか、と思うと怒りを通り越して悲しくなります。

メディアでは、お笑いや食べ物の番組を流し、もう終息に向かっているかのような素振りですが、今尚、放射性物質が漏れ続け、予断を許さない状態です。
外人が日本から逃げ出すのを見て、大袈裟だなぁ、所詮は外国の人か、と思っていた大勢の日本人も、これからじょじょに漏れ聞こえる原発の後発被害を深刻に受け止めていくことと思います。怖いのは今ではなく、数年後の症状なのです。
そして、数年後に苦しむか否かは、今の対策にかかっています。欧米ではチェルノブイリで300km離れていても実害が出ているので、被曝の怖さをよく知っているのです。笑われてもいいからマスクをしてください。数年後、何もなければ、今のナイーブ(だと感じられる)マスクや被曝対策はそんなこともあったなぁ、で済ませられていいのです。

しかし、数年後、関東での発ガンや白血病の発生率が急上昇したときに、「自分は大丈夫か!?」と心の中で誰もがおびえることになります。

そんな世の中を私は望みません。命と体裁を天秤にかけてみてください。
どれくらいのリスクだと体裁を優先しますか?

お願いです。数年後の心の安心(安い生命保険)を買うと思って、被曝(特に内部被 曝)への対策を行ってください。

マスクやゴーグル、天然ヨウ素の積極摂取や納豆、味噌などの大豆製品などで自衛をしてください。
廃炉まで早くても10年かかると東芝が言いました(1/4の規模のチェルノでも20年かかってます)。これから長い間、汚染された環境で住み続けなければいけない福島や関東圏の子供たちが本当に心配です。
チェルノブイリの周りの子供たちのドキュメントを見ましたが、まるで未来の日本を見ているようでした。

政府や大手メディアの言うことを聞いていたら楽しい老後は来ないでしょう。自分たちで備えてください。

以下は4/6に社内報で配信した情報です。

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下記、イギリス・チャンネル4の動画を見て、ここまで電力会社
がひどいのかと絶句してしまいました。
◆貧困者の命でしか電力を発電できない原発

『隠された被曝労働〜日本の原発労働者〜 Nuclear Ginza』
制作:イギリス・チャンネル4 1995年/24分 日本
語版:岩佐基金

http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus
http://www.youtube.com/watch?v=pJeiwVtRaQ8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=mgLUTKxItt4&feature=related

日本で原発の被曝労働に初めて光をあてたフォトジャーナリスト樋口健二氏の目を通して、若狭湾の被曝労働者たちの過酷な現実とその影にひそむ日本の格差・差別・利権政治を浮き彫りにした秀逸なドキュメンタリー。原発推進派のタブーに鋭く迫ったため、日本のマスコミでは放送されなかった。

ホームレスなどに原発の危険性を伝えることなく炉内の掃除をさせてきたその数30万人以上!今では常時7万人以上が働き、その多くがガンなど後遺症で苦しんでいます。

『日本の原発奴隷』
スペインの新聞 エル・ムンド 2003.6.8 より
なまなましいテキストデータです。
http://www.jca.apc.org/mihama/rosai/elmundo030608.htm

◆動画 NHKスペシャル

「終わりなき人体汚染〜チェルノブイリ原発事故から10年」
NHKスペシャル・1996年
http://www.youtube.com/watch?v=rCX1A3yJLqI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=gFOxGGdzfn8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=oHg23DkfZDA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=oHg23DkfZDA&feature=related

「汚された大地で〜チェルノブイリ20年後の真実」NHK
ペシャル・2006年
http://www.youtube.com/watch?v=PHeq8TfSRBM&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=8hXmoNuJHKs&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=Fgx1mcUgHnA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=BiFTMaApEpw&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ZK7T6BDiB1c&feature=related

これらによると10年後の人体への影響

(1)小児甲状腺ガンの急増〜4年後から顕著な増大、のど切開手術
(2)死産増加〜10代で被ばくした母、通常2cmの胎盤が5cmに
(3)染色体変異〜被曝量に比例して染色体(生殖器なら遺伝情報)が破損する割合が増加していた
(4)原発作業員の平均寿命44歳〜ガン・心臓病・白血病・記憶障害・神経細胞破壊・躁鬱自殺など
(5)「安全」とされていた低濃度汚染地域で大量の体内被曝が進行していた〜生態濃縮で高濃度となった放射能が、自給自足型の農村の住民の体内に蓄積していた

20年後の人体への影響

(1)成人甲状腺ガンの急増〜小児甲状腺ガンは事故10年後がピークだったが成人のガンはその後に急増
(2)先天性障害児(奇形児)の増加〜ベラルーシでは事故前は1万人中50人だったが2000年に110人と2倍以上に増加
(3)引き続き原発作業員の死亡相次ぐ
(4)「安全」とされていた低濃度汚染地域(原発から100〜400km)でガンや白血病の発症が増加

つまり、政府の発言だけ鵜呑みにして「自分だけは大丈夫」とたかをくくっていると、10年後に後悔することになります。

爆心地から300km離れてもかなりの汚染具合です。
 ↓
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-19.html

こういうことを近くで見てきたヨーロッパの人たちは戦々恐々となっているわけです。

ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道
のあり方」1/3 』
http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY
 マスメディアでは伝えない不都合な真実をしゃべってます。
 これはけっこう面白いです。

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お役立ちの情報も併せて載せておきます。

◆中部大学教授による放射能汚染に関するわかりやすい解説集
http://takedanet.com/

 ●原発 緊急情報(49) 新学期・・・人間ができる限度

 子供のことについて書いています。
 http://takedanet.com/2011/04/49_1754.html

◆東京など大気中、水道、海水などの放射能濃度一覧
http://atmc.jp/

◆関東各地の環境放射能水準の可視化サイト
http://microsievert.net/

原発情報マニアが集めた日本気象庁の予報データ
http://onihutari.blog60.fc2.com/

3月11日の放射能飛散予報では、福島原発周辺レベルの1倍〜1000分の1倍というとてつもなく高濃度の放射能が東日本と首都圏を襲うことが予測されていたにもかかわらず、政府はこの情報を出さなかった。

文科省による放射性物質降下量の情報公開は3月19日分からなので、予報ではない実際の最も濃い放射能の被曝が考えられる事故後の数日間の飛散状況についてはほとんど情報がない。

日本政府はより精密な放射能予測システムであるSPEEDIの情報をたった一回公開しただけで後は隠し続けている。今は、ドイツ気象庁などの海外の機関が放射能予報をリアルタイムで公開し始めたため、最も情報を必要としている日本人が海外の機関に情報を頼らざるをえないという笑えない事態が続いております。

チェルノブイリからわかっていることは、同心円状に被害は広がらない。
放射性物質は風下が危険であるということ。

毎日の福島の風向きを日本国民は注目する必要があります。
気象庁は出すべきです。

しかし、3月末、日本気象学会の学会長が、学会員に対して「研究結果を自由に発表してはいけない」と呼びかけたようです。
http://takedanet.com/2011/04/post_eeab.html

ひじょうに憂慮すべきことですが、日本国とその下にぶらさがるアカデミーは国民を見捨てる方向で舵をきっています。


◆食品・水の暫定規制値では「後になって健康影響がでるかも」〜厚労
省がいいかげんな感じで認める
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-15.html

168の市民団体が政府に提出した公開質問状に対し、厚労省から口頭で回答が示された。「美浜の会」によると、その中で厚労省は、水・食品の放射性物質汚染
について