届いたメルマガより、不条理に傷つき、不甲斐無さを感じて同感したので転載いたします。

震災後、日本人男性の行動を見ていたら、 気づいたことがありました。

それは何かというと、他人の命より、自分の出世や自分のお金が大切な人だらけということです。

以前、このメルマガで、権力者は、人命よりお金を優先すると書きましたが、権力者だけではなかったようです。

表面的にはいい人そうな、普通のサラリーマンや、学校の先生や、農家のおじさんまで人命軽視、利益重視もしくは出世第一の行動をしています。

日本人男性は笑顔で礼儀正しい人が多いので、一見みんないい人そうに見えるのですが、それが最大の落とし穴だったようです。

実際の行動を見ていると、表面的には笑顔で礼儀正しいけれども、仕事の時には、嘘をついたり、危険な商品を売ったり、他人を危険な目にあわせたりしています。

そのため、日本人男性や日本企業と接するときには、くれぐれも表面的な優しさに惑わされないほうがいいです。

日本人男性も日本企業も、なんとなくイメージがいいぶん、つい相手を信用してしまいがちですが、それでは、経済的にも健康的にもリスクを負うことにつながります。

国が認める機関であっても、有名大企業であっても、そしてそこで働く人が良い人であっても、相手の言うことを鵜呑みにしないほうが賢明です。

なお、なんでこんな世の中になってしまったのかというとバカ真面目が多いからだと思われます。

バカ真面目は自分で物事を考えずに、「組織に求められる仕事をして、出世を目指す」ことが何より正しいと信じてしまっているのでこうなるのです。

また、バカ真面目は、組織から追い出されるのが怖いので、組織の方針が正しくないと感じても、組織の方針に従うべきだと自分に言い聞かせて行動してしまうのです。

というわけで、今日は暗い話になってしまいましたが、これが現実ですので、くれぐれもご注意ください。

ちなみに、消費者としては、どうすればいいかというと、出来る限り、他人の幸せを考えている人や会社をネットで探して商品を買ったり、情報を仕入れたりするといいです。

安定収入と出世ばかり考えているサラリーマンが多い大企業からは買わないほうが賢明です。

また、公共サービスや独占企業など引越さない限り変えられないものについては、引越も考えて行動することが、時には必要になります。

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以上です。

利権構造の縦社会や組織の中で生きて行かざるを得ない体質を、正義や正当取り組みが当たり前に通じる組織や社会に、何とか変えて行けないものでしょうか。

嫌というほど現実を垣間見て、今、希望のともし火が消えつつあることに、やりきれない思いでおります。