悲しみが怒りになって・・・しかし、花は今年も咲いています。


多くの花を咲かせるシクラメン

 震災からあっという間に1年が経って、少しずつ明らかになる真実を、やっと知ることができるようになりました。

ちょうど震災のあった時刻を過ぎた頃、癒えない悲しみは「雷」となり爆音が地を割くように吠え、怒りは塊り「雹」になって天から降ってきました。

これで、これで、悲しみ・苦しみはみんな流れてしまえば良い・・・。と、心から、心から願うばかりです。


これ以上何を悟れば良いのか、例年にない厳しい寒さが続いています。


震災から3日経って割れた植木の整理を行っていたら、偶然にも「復興の花」と言われる「スイセン」の花が咲いていました。
しかし、今年はまだ固い「つぼみ」です。

それでも一番早く春を知らせる「ジャスミン」の花が咲いて、隙間にわずかな希望を与えてくれます。

優しく、芳しく、今年もきれいに咲いていますよ。


どうか、暖かい春が一日でも早く訪れますように・・・。