現在の避難所では、必要な物品等のニーズが変わりました!

 本日退勤後に、物資をご支援いただけるという事業者様のお荷物をお預かりし、避難所に伺いました。

現在の霞ヶ浦総合運動公園内の霞ヶ浦文化体育館の避難者は456名です。

お蔭様をもちまして、前回ご支援をお願いしました物品は、現在の所、満たされている様子です。

今、必要とされている物品の内容は下記のように変わりました。
①スウェット
②シャンプー・リンス
③靴・サンダル・なかばき
④ボディーソープ
⑤下着
⑥ヘアゴ
⑦ヘアブラシ
⑧大人のおしりふき
⑨カイロ
⑪枕

以上、ご無理のない範囲で、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

※上記以外の物資については、現在は満たされておりますので、災害対策本部に問い合わせしてからお持込くださいます様、お願い申し上げます。

 
 さて、本日は熟練介護ヘルパーのボランティアさんと一緒に伺いましたので、避難されている皆さまのご様子を直接うかがうことが出来ました。

皆さま、口々に「大変良くしていただき、とてもありがたいです」とおっしゃっておりました。
「何か足りないものや困っていることはありませんか」という問いかけに、「感謝しているのでこれ以上のわがままは言いません」と皆さん言われます。

遠慮や我慢をしてはいないのか、少し心配にもなりました。

75歳前後の足の不自由なお年寄りがお一人でおられましたので、話をかけてみましたところ、息子さんと2人で避難してきたが、不自由があるので、息子さんは朝からアパートを借りる手配に出かけ、夕方になってもまだ戻ってこないとの事。

ちょうど夕飯の放送が流れたので、代わりに食事を持ってきてあげることにしました。

私たちが配膳場所に行った時にはすでに長蛇の列で、放送から約30分余り待って、やっと食事が手に入ました。

本日のメニューはカレーライスです。そのほか焼きそばや果物、お菓子類・飲み物など、見た限りでは十分であったと感じてます。

ただし、お年寄りには、歯や体調が悪い方も多く、避難前は「おかゆ」を炊いて食べていたとおっしゃる方もおりました。

避難所でいただく食事は、現在の所、そこまでのニーズには対応できておらず、普通に出される食事をいただくしかないご様子です。
(受け入れご担当者様にお伝えいたしましたが・・・乳幼児の食事も心配になります。)

 また、体育館の床は固く、その上にダンボールや、薄いマットの上に毛布を敷いて寝ております。「寒くはない」とおっしゃりますが、神経痛のお年寄りには、固い床で休むのは辛いのではと思い、マットレスと布団を持ってきて敷いてあげました。

風邪をひいている方も多いようでしたが、こちらから声をかければ、個人のご要望を話して下さるので、我慢を強いることなく、善意の物資を有効に活用してもらうことができることも分かりました。

明後日は、「たまご」をご支援いただけることになったので、近くのホテル様でゆでていただき、夕食に間に合うように届ける予定です。

その後、また避難者の皆さまにお会いし、少しご様子を伺えればと思っております。

またご報告させていただきます。

どうぞ、引き続きご支援・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。