韓国の地より、熱いエールが送られてきました!!

 茨城大学から韓国の忠北大学に留学し、韓国で博士号をいただいた根本様より、励ましのメールが届きましたので、転記し掲載させていただきます。
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テレビをつけKBS(韓国放送公社)、MBC(文化放送)の番組をみると、画面の左上に日本への募金用の電話番号が掲示され、MBCでは番号の下に集計金額も上がっていました。
MBCは通常の番組に急きょ募金のプログラムが組まれたようで、大韓赤十字社の人が挨拶していました。
地震津波原発事故と、この災害を日本の人たちが克服できるか心配になります」。
「隣同士の者として一番に駆けつけました。お隣が困っている時は助け合うものです。十匙一飯、この金額(1億ウォン)がどれ程になるか分かりませんが、本当にたくさんの方々が出してくれたものです」。

新聞には、連日何頁にもわたって東日本大地震の記事が載っています。
東亜日報では「がんばれ、日本!(原題も同じく日本語)」という題名の特集が続けられ、今朝の記事には「文化・体育界」、「財界」、「地方自治体、社会団体」のさまざまな支援活動が掲載されています。
その内の1つとして韓国では年末の風物詩として定着している「救世軍」の慈善募金が、日本への特別募金の為に、1928年の導入以来初めて3月の募金活動を行っているとの写真が掲載されています。

また2001年に新大久保駅で転落した乗客を助けようとして亡くなった韓国人留学生の李秀賢さんの父親が、釜山の日本総領事館を訪ね寄付を行い、「わが国が日本と良くない歴史をもっているが、今は心を開き辛い思いをしている日本を助けるべき時」と語り、芳名録に「痛みを共に分かち合いたい。勇気と希望をもって、乗り越えられるよう祈っています」との言葉を残した、とあります。

加えて韓国新聞協会の掲載として「日本国民に希望を伝えてください」との題で、「大韓赤十字社」、「社会福祉共同募金会」、「ユニセフ韓国委員会」の口座と電話番号が掲げられています。
それぞれ18日現在の累積で48万件・85億ウォン、39万件・78億ウォン、2万件・8億ウォンとあります。

同じ18日には李明博大統領が日本大使館を訪ね、地震の犠牲者を弔問しました。現職大統領が日本大使館を訪問するのは初めてとのことです。

1日も早い救助と復旧を祈っています。
根本真嗣
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読んでいるうちに涙が出てきました。

根本様、ありがとうございました。
韓国の皆さま方にも、心から感謝申し上げます。

本当に、ありがとうございました。