震災の影響による過大な債務負担が事業再建の妨げに 帝国データバンクの報告等 情報を転載させていただきます。

東日本大震災から3年経った事業者の抱える現状に関する情報です。

帝国データバンクの報告
東日本大震災関連倒産、阪神大震災時の3.8倍
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p140301.html
(PDF→)http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p140301.pdf
福島第一原発事故の影響を受けた倒産は震災発生から3年間で142件判明
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p140302.html
(PDF→)http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p140302.pdf


■震災倒産「阪神」の3.8倍=原発関連は142件 (時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014030300504

帝国データバンクは3日、東日本大震災で直接・間接の被害を受けたことによる企業倒産が約3年間で1485件に達し、阪神・淡路大震災後の同じ期間(394件)の3.8倍に上ったと発表した。このうち、東京電力福島第1原発事故の関連は142件で、風評被害によるものが122件と大部分を占めた。
震災関連倒産を都道府県別にみると、最も多かったのは東京の364件と全体の4分の1を占め、宮城(118件)、北海道(85件)が続いた。
帝国データは、阪神大震災後と比べ件数が大幅に増えたことについて、影響が広範囲に及んだ上、営業を再開しながら断念したケースが多かったためと指摘。件数自体は年を追うごとに減っているものの「収束まで少なくともあと2、3年かかる」(産業調査部)と分析し、今後も断続的に続くとの見通しを示した。(2014/03/03-16:57)


東日本大震災から3年 関連倒産企業は1485件にのぼる(ハザートラボ)
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/5/1/5106.html

帝国データバンクは3日、東日本大震災から3年が経過する間に直接的・間接的な被害を受けて倒産した企業は全国で1485件に達するとの調査データを発表した。阪神大震災の関連倒産394件と比べて約3.8倍となっている。

帝国データバンクによると、東日本大震災による物理的損傷などの直接的被害や、消費マインドの低下や得意先被災などの間接的な被害で破綻した関連倒産は合計1485件で、その負債総額は1兆4627億4100万円に達する。

阪神大震災と比べると、件数で約3.8倍、金額ベースでは約13倍(阪神大震災は約1126億円)となっているが、倒産件数に比べて負債総額が大きくなっているのは、東日本大震災の場合、負債額100億円以上の大型倒産が相次いだため。

都道府県別に見ると、東京都が364件(24.5%)でトップとなっており、以下、宮城県の118件(7.9%)、北海道の85件(5.7%)、神奈川県の71件(4.8%)と続く。また、被災地から距離的に離れた九州でも、福岡県で55件(3.7%)、熊本県大分県で12件(0.8%)が倒産するなど、東日本大震災の影響が全国に及んでいることがわかる。

帝国データバンクでは、現在、関連倒産は減少傾向を示しているものの最近は再建を断念して倒産する企業も見られ、それが今後も断続的に発生するとしており、収束にはまだ一定の時間を要するとの見解を示している。


東日本大震災の影響による企業倒産、1500件に(TBS/動画)
http://news.tbs.co.jp/20140303/newseye/tbs_newseye2140115.html

東日本大震災の発生からまもなく3年となりますが、震災による企業の倒産件数がおよそ1500件にのぼることが分かりました。


震災で散乱した自宅ベランダに凛と咲く水仙の花を見つけ、希望をもらいました。希望の花、今年もきれいに咲いております。